俳優が常に鍛えるべき5つのスキル

俳優が常に鍛えるべき5つのスキル,ロサンゼルスの演技, 演技クラスロサンゼルス, ロサンゼルスの演技クラス, 演技クラスロサンゼルス, ロサンゼルス 演劇学校 俳優は常に、何があっても、新人でも、熟練の俳優でも、俳優としてのスキルを鍛えることを怠ってはなりません。 いつも”今、稽古しているものがあります”と常に言えなければなりません。 俳優は、いつも自らのスキルという名のナイフをよく研いでおかなければならないのです。 俳優は、体が楽器そのもの。その楽器を手入れしなければなりません。反応がいつでも出来るように。外からの刺激をいつでも取り入れられるように。 俳優の価値はその楽器がどれだけ良い働きが出来るかで決まってきます。 ですから、俳優は常に稽古を怠ってはならないのです。 ここでは俳優がやるべき、5つの重要な基礎のエクササイズを紹介したいと思います。 •台本読解 舞台台本、または映画台本を選び、読解しましょう。 台本を理解し、1から10まで、全て分析します。 例えば、どのような出来事が起きたか、イベントのリストを作る。 それぞれのキャラクターの関係性、なにを欲しているのか、立ち塞がる障害とはなにか、をリストに書き出す。 また明かされていないこと、はっきりしていない事柄を見つけだし、書き出します。 これが良い台本読解のやり方です。 また、なにか1つの事柄に深い意味を見出したり、普段なら考えないような、あなたの想像の先まで読解を広げてみましょう。 なにが複雑だったことを明快にする鍵となるか? これらの発見が、あなたの芝居に人間味をもたせます。 また、このエクササイズが複雑、難解な台本への取り組みを楽にする助けとなります。 •キャラクターの創造 俳優は常に違ったキャラクターを作り出すことへ取り組むべきです。 様々なキャラクターのバックグラウンドストーリーを書き綴ったり、キャラクターのプロフィールを書き、その他のキャラクターに関する情報も書き綴っていきます。 またそのキャラクターの身体的な癖なども考えてみましょう。 これらが、そのキャラクターは誰なのか?を探っていく方法です。 その他にも、このキャラクターが巻き込まれた 人生で1番のトラブルはなにかを考える、 また沢山の、伝記やエッセイ等を読み、それらからヒントを得て、キャラクターに人間味を加えていきましょう。 またキャラクターとして、誰かからインタビューを受け、彼らの人生や秘密、自分では探れなかった部分を、誰かからの質問で解き明かしてみましょう。 このインタビューがあなたに沢山のアイデアを与えてくれるはずです。 •即興 俳優は常に即興ができなければなりません。しかも、素早く、しっかりとした即興です。 もしも、台詞を自分の言葉にでき、作品も自分のものにできれば、深いレベルまで役を演じることが出来るでしょう。 それに即興ができる、ということを知っていれば演技に関しての怖さも減り、どんなことがあっても大丈夫という気持ちになれます。 頭の中で考え込むことから離れ、次のシーンのことも忘れ、即興に打ち込むのはとても楽しいことです。 あなたが今やりたいこと、欲求、本能を信じて、創造的な選択をしてみましょう。 •台詞を覚える もしも知り合いがあなたの舞台を観に来て決まって言うのが、”どうやって台詞覚えたの?”ではないでしょうか。 しかし、冗談抜きでも台詞を覚えるというのは俳優たちには大変な仕事です。 台本を読解、キャラクターをよく知る、台詞を実際にやる前に即興で心情を理解する、といった、上記に挙げたエクササイズは台詞を覚える上でも大きな助けになると思います。 しかし、記憶力は筋肉のように鍛えられるものです。 詩、歌、長ゼリフ、シーンなどを毎週選んで記憶する訓練をしましょう。 一度、台詞の意図を理解したら、何度も自分のものになるまで繰り返します。 あなたの体の筋肉には記憶力があります。あなたの体の筋肉たちがあなたの代わりの台詞を記憶してくれるのです。 それにプラス、即興ができたら、記憶力の穴を助ける大きな武器となります。 しかし、アラン•ソーキンや、デビッド•マメットの書いた台本では俳優は台本そのまま、完璧な台詞を求められます。 •カメラの前での演技の仕方を知る。 何度も練習することが、完璧な芝居を作り出す、たった一つの方法ではありますが、カメラの前で芝居をする、というのは何もかも別の世界です。 自らを撮影し、そこから学ぶことはとても大切です。 中でも1番大切なのは、どのような演技の選択を自分がしたか、どのような読み方をしたか、ということを”知る”ということです。 自分がどのように体を、顔の表情を使っているか見てみましょう。…